特定非営利活動法人(認定NPO法人)
全国災害ボランティア支援団体ネットワーク

災害支援の文化を創造する

支援団体をささえる“被災者支援コーディネーター”

JVOADでは、被災者支援コーディネーション委員会を設置し、これまでに都道府県域や分野別の被災者支援コーディネーション・ガイドラインを作成してきた。

また、2022年からガイドラインを基に、被災者支援コーディネーターの育成にも着手し始めた。

本分科会では、災害時に支援のもれ・むらなく、スムーズなコーディネーションが推進されることを目指し、県域の災害中間支援組織や、災害対応を実施する団体、グループが、災害時の「コーディネーターの役割」と「コーディネーションの仕組み」について理解を深める。

登壇者
田中和博氏
奈良県社会福祉協議会総合ボランティアセンター
2016年に社会福祉法人奈良県社会福祉協議会に入局。2020年からボランティアセンターを担当し、災害ボランティア活動の普及・啓発、市町村社協と共に大規模災害に備えた市町村間の相互支援体制づくりと、奈良防災プラットフォーム連絡会の事務局業務に従事している。
登壇者
瀬川加織氏
NPO法人いわて連携復興センター 防災担当 / いわてNPO災害支援ネットワーク 事務局
2011年いわて連携復興センター入職。東日本大震災の復興に特化した中間支援NPOとして、主に被災地の復旧・復興に向けて支援活動を行うNPO等の支援や社会課題の解決に向けた県内外の資源と被災地をつなぐコーディネートを行う。岩手県内の地域担当としては内陸部を担当。他、2020年度より防災担当として、いわてNPO災害支援ネットワーク(INDS)事務局を担当する。
モデレーター
安江一氏
日本赤十字社 事業局 救護・福祉部 次長
東京都出身。1993年に日本赤十字社に入社。東日本大震災では医療救護班の派遣調整や海外からの救援金による復興支援を担当。2019年よりパートナーシップ推進部次長として救護・社会活動、ボランティア活動全般を担当。2022年4月より現職。 現在は災害時における保健・医療・福祉、ボランティア等の被災者支援の活動を繋ぎ、他団体と連携した救護活動の推進について取り組んでいる。
登壇者
照井佑徳
認定NPO法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)
北海道出身。自衛隊入隊時に東日本大震災を経験し、民間での災害支援について考え始める。2020年にJVOADへ入職し災害中間支援組織やコーディネーションについて学び、現在では被災地支援に取り組んでいる。
司会
柴田裕子
認定NPO法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)
日本のNGOで国内外の災害支援、人道支援に関わり、2012年から2023年6月までジャパン・プラットフォームにおいて、国内外の人道支援にかかる連携や事業助成事業などに従事してきた。2007年の中越沖地震で初めて国内災害支援に携わり、新潟県柏崎市において災害支援から復興支援に関わって以来、東日本大震災、西日本豪雨への支援活動を支える活動を実施。現在は、災害時における連携や調整を支える業務に関わる。