特定非営利活動法人(認定NPO法人)
全国災害ボランティア支援団体ネットワーク

災害支援の文化を創造する

ITで被災者をどう救えるのか?

2023年4月、災害支援の現場を経験している4つの組織が連携し、より早く、より多く、より確かな支援の実現のためのDX活用を目指し、「災害支援DXイニシアティブ」を発足しました。DX活用は、被災者支援の現場のみならず、国の方でもDXによる災害支援に力を入れてきており、関心をもっている企業も増えています。

現場を知っている支援団体だからこそ見える課題、技術的なノウハウを持っている企業、被災者支援に関わる行政、社会福祉協議会等、多様な視点で、「ITで被災者をどう救えるのか?」を考えていきたいと思います。

登壇者
石原達也氏
NPO法人岡山NPOセンター 代表理事 / 災害支援ネットワークおかやま 世話人
平成30年7月豪雨では災害支援ネットワークおかやまを設立。 社会の「仕組み屋」として、まちづくりや社会事業の起業や仕組みづくり、NPO・企業・大学等の枠を超えた連携プロジェクトのファシリテートに取り組む。
登壇者
上島安裕氏
(一社)ピースボート災害支援センター / 理事 / 事務局長
認定NPO法⼈全国災害ボランティア⽀援団体ネットワーク(JVOAD)運営委員 / 同技術系専⾨委員会委員 / 同⾷べる⽀援プロジェクト世話役 / 災害支援DXイニシアチブ発起人 / 認定NPO法⼈ジャパン・プラットフォーム(JPF)共同代表理事 / 震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)幹事 / 災害ボランティア活動⽀援プロジェクト会議(⽀援P)委員 / 防災・減災日本CSOネットワーク(JCC-DRR)共同フォーカル / 災害協働サポート東京(CS-Tokyo)理事
登壇者
岸祐生氏
NPO法人岡山NPOセンター 地域連携センター 主任アドバイザー / 災害支援担当
大学卒業後、飲食店勤務。その後、NPO法人岡山NPOセンターへ2018年より入職。岡山県ボランティア・NPO活動支援センター「ゆうあいセンター」の勤務を経て、地域連携センターに勤務。災害支援ネットワークおかやまの事務局等を担当している。
登壇者
武田全史氏
(株)Cube Earth 代表取締役 社長
京都大学大学院を卒業後、株式会社アルカディア入社、中小企業システムインテグレータ会社、電子CADメーカー株式会社CSi Global Allianceに勤務後、2015年に同社を起業。2022年2月に同社代表取締役社長に就任。データ駆動社会実現を目指す。データ解析、アルゴリズム作成、アーキテクチャ、地理情報系システムの開発、科学演算を利用した新しい新規案件の立ち上げを得意とする。2023年3月に大阪大東市にて防災システムを納入。
登壇者
畑山満則氏
(一社)情報支援レスキュー隊(IT DART) 理事、京都大学防災研究所 教授
阪神・淡路大震災で、神戸市長田区の倒壊家屋解体撤去の支援活動に参加。以来、ITを活用した災害時の支援活動を展開。東日本大震災では、内閣府の緊急地図作成チームにて、災害直後の状況把握のための地図作成を支援。独自開発した罹災証明発行システムを栃木県那須烏山市への導入の支援を行った。東日本大震災後にはIT DART設立に参加し、熊本地震ではIT DARTの一員として、JVOADが行った熊本県庁での個人からの支援物資の管理システムの開発を行った。
登壇者
宮川祥子氏
(一社)情報支援レスキュー隊(IT DART) 代表理事、慶應義塾大学看護医療学部准教授
専門は災害情報学、健康情報学。災害時には民間支援団体等へのIT支援・情報支援を行っている。